Chiedi perdono a Dio... non a me (1968)

(神は許すかもしれない...しかし、俺は許したくない)

監督:ヴィンチェンツォ・ムゾリーノ

音楽:フェリーチェ・ディ・ステファーノ

出演:

ジョルジョ・アルディソン・・・チャマンゴ・マクドナルド

アントニー・ギドラ・・・・・・ディック・スマート

ペドロ・サンチェス・・・・・・ガルシア・ラミレス

ピーター・マーテル・・・・・・ジャック・スマート

クリスティナ・イオサニ・・・・ヴァージニア・スチュアート

 

 

【あらすじ】

アメリカの国境近くのメキシコの墓地で、家族を皆殺しにされ、墓にすがりついて泣いているマニュエルに、初老のアメリカ人紳士が声をかける。

彼の名はチャマンゴ・マクドナルド。彼もまた皆殺しにされた家族の墓参りに来ていたのであった。

チャマンゴはマニュエルを元気付けるのだったが、復讐に関しては思いとどまらせるため、自分自身のとてもつらい悲劇について語り始める。

 

それは数年前、チャマンゴが町に出かけている間に、何者かに父、兄弟、妹が皆殺しにされてしまう。

その現場の一部始終を見ていたガルシア・ラミレス(通称:バリケード)から、犯人はスマート兄弟の手下だと聞かされる。

チャマンゴに次々と犯人を教えるバリケードの目的は、チャマンゴが殺していく手下たちにかけられた賞金が狙いだった。

 

ようやくスマート兄弟の居所を突き止め、酒場にやって来たチャマンゴだったが、そこには酒びたりのため兄 ディックに置いてきぼりになったジャックだけがいた。

 

町に戻ってきたディックは、ジャックがチャマンゴとの決闘で殺されたことを知る。

しかし、ディックが向かった先は、スチュアート家だった。

実はスチュアート親子が、マクドナルド家の牧場を乗っ取るために、スマート兄弟に依頼して、殺し屋を差し向けたのだった。

ジャックを殺された責任を取らせるべく、スチュアート親子を殺すディック。

 

一方、家族殺しにスチュアート親子が関係しているのではないかと思い出したチャマンゴは、スチュアート家の牧場に向かう。しかし、そこではスチュアート親子の葬儀が行なわれていた。

恋人であり、スチュアートの娘であるヴァージニアたちの葬列が去っていき、途方に暮れていたチャマンゴはディックたちに取り囲まれ、リンチに遭い、納屋で縛り付けられてしまう。

 

何とか逃げ出したチャマンゴは自分の牧場にディック一味をおびき寄せるのであった。

 

冒頭の墓場のシーン。年老いたチャマンゴ。

「ニュー・エディション」ということはニューじゃないのがあったのか?

登場シーン 約5分。あっさりと死んでしまうピーター・マーテルは友情出演なのか?

 

対峙するスチュアート家の娘 ヴァージニアとは恋仲。

マクドナルド家皆殺しを遠めに見ているガルシア

父、弟そして妹までも。

チャマンゴはスチュアートに借金を返しに来る。その返済金を下ろすために町の銀行に行っている間に牧場が襲われた。

ヴァージニア

チャマンゴに犯人を教えるガルシア

こいつらです。

家族の写真を見せ、目的を告げる。

そしてファニング。

チャマンゴが倒した相手にかかった賞金をハイエナのように狙っていたガルシア

もう一人の犯人 メキシコ人を丸腰でも容赦なく撃ち殺す。

メキシコ人の女房の谷間。(ガルシアが食い入るように見る。)

兄 ディックに置いてきぼりにされたジャックのもとに賞金稼ぎが現れるが、華麗なガンプレイで倒す。

酒場の女 ジャックを誘う。ちょっと妙な出で立ちだが...

あっさりとチャマンゴに撃たれてしまうジャック

町に戻ってきたディックは、ジャックがチャマンゴに殺されたことを聞かされる。

スチュアート家 息子。(最初、この人物がアントニー・ギドラだと思ってしまった。情けない。)

スチュアート家 父

こちらもあっさり殺されてしまうスチュアート家 父

ディック。髭を生やしているので、見間違えました。

結局、息子まで撃たれてしまう。

ジャックの遺体を保安官事務所に運んで、賞金を受け取るガルシア。保安官事務所と同じ建物に支払窓口が...

スチュアート家が仕組んだ罠だとようやく気づいたチャマンゴはスチュアート家に駆けつけるがそこでは二人の葬式が。

ディックたちに取り囲まれるチャマンゴ。

ディックがチャマンゴを撃ち殺そうとしたその時に、ガルシアが現れ、殺さない方がいいと忠告。(理由が理解できませんでした。)

後ろ手に縛られたチャマンゴはマッチで火を起こし、その火で縄を焼き切るが、手は真っ黒に。

ディック一味から逃げおおせたチャマンゴは、謎の爺さんのもとを訪れマシンガンを借りる。

ディックたちをおびき寄せるチャマンゴ。

ハンドルを回しているのはガルシア。その後ろで銃の向きを変えているだけのチャマンゴ。その後のシーンでガルシア一人で充分だったことが判明。

投げ込まれそうになったたいまつを、マシンガンではじき飛ばす。

窓から登ってきた、片目にアイパッチをしたディックの手下(ディーン・ストラットフォード)にかかと落とし。

またもやナイフしか持っていない相手を容赦なく撃つチャマンゴ。

最後はディックを紐のようなもので絞め殺す。

 

ヴァージニアと抱き合うチャマンゴ

オープニングのシーンに戻り、マニュエルを諭して、一緒に帰っていくチャマンゴ。

 

 

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